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読書・思考・表現
デジタルな時代だからこそあえてアナログに書き出すことの効果:「人生を変える 記録の力」メンタリストDaiGo、実務教育出版
デジタルでスピーディーな時代だからこそ、アナログに書き留めて落ち着いて考える価値も高まっているのかもしれない。メンタリストDaiGo「人生を変える 記録の力」は、そんなことを改めて気づかせてくれる1冊だ。本書では、具体的なシーンを考慮し、11の課... -
読書・思考・表現
知的ハードワークに挑め!ただし、技術を持って:「外資系コンサルの知的生産術」 山口 周、 光文社新書
知的生産という仕事の難しさ、タフさに挑む人に役立つ一冊。著者は「思考の技術」とは、「行動の技術」であると言います。知的生産性というのは「思考の技術」そのものよりも、「情報をどう集めるか」とか「集めた情報をどう処理するか」といった「行動の... -
人間関係・営業(社内外)
勝負師を育てる土壌、壁やスランプへの立ち向かい方を学ぶ:「人生一手の違い」米長邦雄、祥伝社文庫
「人間における勝負の研究」の続き。前書では、自身の勝負と生き方の哲学について、主に内面的な問題を語っていました。谷川浩司の両親や、羽生善治ら台頭する若手たち、さらには自身の師匠、内弟子、ライバル…「人生一手の違い」は、勝負師の内面よりも、... -
心身の健康
ストレートネック対策に知っておきたいたった一つの方法とは?:「肩こり・首痛は99%完治する―“緊張性頭痛”も“腕のしびれ”もあきらめなくていい!」酒井慎太郎、幻冬舎
首・肩のコリや痛み、キツイっすよね……?パソコンやスマートフォンでうつむき加減になりやすい現代人に、首・肩の悩みはつきものです。首・肩の痛みを訴える人のほとんどは、「ストレートネック」。「肩こり・首痛は99%完治する(酒井慎太郎、幻冬舎)」は... -
将棋
一流の勝負師に文庫で学ぶ人生論と勝負術:「人間における勝負の研究」米長邦雄、祥伝社文庫
藤井聡太七段が棋聖位に初のタイトル挑戦をしている今日この頃、将棋棋士の人生論を取り上げてみよう。昨日の「不運のすすめ」に続き、「人間における勝負の研究」はタイトルどおり人生という勝負を論じた本です。著者の米長邦雄永世棋聖は、中原誠十六世... -
将棋
世の中は勝ちばかりじゃない、負けた後にどうするかだ:「不運のすすめ」米長邦雄、角川oneテーマ21
将棋棋士の著作が多い角川oneテーマ21から、故・米長邦雄永世棋聖・将棋連盟会長の著作を紹介します。「人間における勝負の研究」をはじめ、祥伝社文庫の著作が有名ですが絶版なので、本書のほうが書店で入手しやすいでしょう。 内容は、おなじみの米長邦... -
その他
メディアや政治家に騙されないためのデータ分析リテラシー :「世論の曲解 なぜ自民党は大敗したのか」 菅原琢(光文社新書)
2008年頃までの約10年の選挙について、徹底的にデータの点から論証している良書です。マスメディアを通じて流れる浅薄な認識を、数字の力が打ち砕いていく様子が痛快。我々の常識やイメージ、すなわち様々な世論の曲解にデータ分析の観点から論駁しており... -
仕事術・キャリア・人間関係
『面接の10分前、1日前、1週間前にやるべきこと – 会場に行く電車の中でも「挽回」できる!』海老原嗣生 、プレジデント社
2010年(2008年→リーマンショック)頃の景気が振るわない頃の本だが、今なお示唆に富む内容が盛り込まれているので紹介します。「面接の10分前、1日前、1週間前にやるべきこと 」海老原嗣生「テーマ→設問(選択肢)→回答・解説」のスタイルで、非常に読み... -
その他
科学的リテラシーを身に着け、ゼロリスク思考から離れよう:『原発「危険神話」の崩壊』池田信夫、PHP新書
原発事故、コロナウイルス……怖いことは世に多いわけですが、正しい怖がり方はあって然るべきです。『原発「危険神話」の崩壊』は科学的リテラシーへの第一歩として、読む価値がある本です。さて、「原発『安全神話』の崩壊」のタイトルならいかにもありそ... -
その他
神学のエッセンスは歴史や現代の事象を読み解く鍵:「同志社大学神学部」佐藤優、光文社
今日は、好きな作家の中から佐藤優「同志社大学神学部」をまずご紹介します。佐藤優の著作は、個人的には時事評論よりも、自叙伝ないし教養小説(ビルドゥングスロマーン)風にしたもののほうが面白く思えます。あなたや私のようなよくいる普通の日本人にと... -
仕事術・キャリア・人間関係
『いつも「時間がない」あなたに:欠乏の行動経済学』ムッライナタン、シャフィール、早川書房
いつも「時間がない」、そんな感覚に襲われませんか?その理由は、「欠乏(スケアシティ)」にあります。経済学では、「希少性」という客観的な表現が使われるのが一般的ですが、『いつも「時間がない」あなたに:欠乏の行動経済学』では「欠乏感」、つまり... -
その他
歴史”学”へ足を踏み出す人に贈るコンパクトな入門書:「世界史の流れ」レーオポルト・フォン・ランケ、ちくま学芸文庫
懐かしいコンパクトな1冊を見つけたので紹介しよう。大学1年生の時、西洋史学の演習の授業で使った教科書です。レオポルト・フォン・ランケという歴史家、いや歴史学者の祖と言うべき人の本です。ざっくりとした世界史の流れを平易に解説しながらも、深く... -
読書・思考・表現
永遠の命題に立ち向かう豪華タッグにあなたも耳を傾けてみよう!:『「仕事ができる」とはどういうことか?』楠木建&山口周、宝島社
昨今では、「役に立つこと(スキル)」よりも「意味があること(センス)」が評価されるようになりつつあります。コロナ禍で仕事のあり方や環境が変わるなか、「仕事ができる」とはどういうことか?を考えるには、ちょうどいいタイミングと言えるでしょう。気... -
読書・思考・表現
書評ブロガー、忙しいビジネスパーソンや主婦がインプット&アウトプットすためのシンプルな方法!:「10分間リーディング 」鹿田 尚樹
「趣味としての読書」、大変結構です。私も好きです。しかし、一方で日々の忙しさに向き合う中での読書も大切です。実際の生活やビジネスに役立つような発見や気づきを得ることも、読書の目的の一つだからです。この「読書で現役世代を元気にするブログ!... -
読書・思考・表現
1年で50冊読みたい人は、まず1日10分だけ読もう!:「明日の自分が確実に変わる 10分読書」吉田裕子、集英社
「本を読みたいけど読む時間がない」、とお悩みのあなた、まずは「10分から」始めてみませんか?10分×7日で70分です。1週間で大半の本は読めます。1年は52週ですから、単純計算で52冊は読むことが可能です。 「「明日の自分が確実に変わる 10分読書」の著...