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健全な懐疑主義を今一度:「超整理日誌(7)地動説を疑う」野口悠紀雄、ダイヤモンド社
2003年4/12号~2004年4/17号連載分を収録した「超整理日誌(7)地動説を疑う」は、イラク戦争・フセイン体制崩壊、郵政公社と産業革新機構の発足、りそなグループへの公的資本注入、陸上自衛隊のイラク派遣、新生銀行の上場、BSE(狂牛病)、SARS(鳥インフ... -
『「超」整理日誌〈6〉―正確に間違う人、漠然と正しい人』野口悠紀雄、ダイヤモンド社
第6巻は2000年度分を収録。タイトルは、ケインズの「私は、正確に誤るよりは、漠然と正しくありたい」のもじりです。この巻から「その後の展開」という加筆部分が加わって、時事ネタがその後どうなったかがわかり、読者からの投書などが反映されていて面白... -
恒例ジョーク集、東京独立論とそのポテンシャルとは?:『IT時代の社会のスピード―「超」整理日誌(5)』野口悠紀雄、ダイヤモンド社
1999年度分のエッセイ集。とりわけ、「Linuxが問う未来」「正確すぎて、ちょっとおかしい問答」「東京は5分で独立できる」の3つが特に面白い。 「Linuxが問う未来」では、何気に書いてはいるが、1今でも議論される話題の数々が潜んでいます。つまり、知識... -
経済学を人生に役立てる4つのポイント、そして経済学者、の破壊力とは?:『「鏡の国」の経済学者「超」整理日誌4』野口悠紀雄、ダイヤモンド社
『週間ダイヤモンド』に連載されている「『超』整理日記」の1998年4月~99年3月分から、23のエッセイが本書には収録されている。とりわけ面白かった「撃力というノウハウ」「大蔵省 終わりの始まり」「経済学者の破壊力」の3編を紹介しよう。 「撃力という... -
ウェブビジネスの予見とおかしなジョーク集:『「超」整理日誌(3) 時間旅行の愉しみ』 野口悠紀雄、新潮文庫
「超」整理日誌(3)は、1997年頃の野口悠紀雄教授のダイヤモンド連載のコラムをまとめたもので、山一證券の破綻や、総会屋問題など、当時の日本の出来事が随所に反映されています。 大蔵官僚時代の霞が関の回顧や、彗星にかける情熱、「さらなる」の誤用な... -
【祝2万5000円突破!】日経平均株価の半分を占め、牽引する15企業の横顔【初心者向けコラム】
「日経平均株価を大解剖!そのあまりにもイビツな正体と落とし穴とは?」で日経平均株価は225社で構成されているのに、実際はたった15社で50%を占めると書きました。今回はその15社の横顔を簡単にご紹介していきます。この企業を知らずして、日本経済、い... -
【祝2万5000円突破!】日経平均株価を大解剖!そのあまりにもイビツな正体と落とし穴とは?【初心者向けコラム】
日経平均株価の13日終値は25,385.87円(PER23.67、PBR1.16)。実に29年ぶりの高値にまで上昇しました(12日ザラ場では25,587.96円の高値がありました)。節目を超えると、どこまで上がるか、下がるかがメディアで取り上げられますが、意外と日経平均株価の... -
社会主義と資本主義を見つめる視座:『「超」整理日誌(2)』野口悠紀雄、新潮文庫
「超」整理日誌シリーズの2巻目の時代は、橋本龍太郎首相の時代、1996年、97年にあたります。25編のコラムが収められているが、そのうちの一つに「JALよ、いつまでも健在であれ」というコラムがありました。筆者はJALのきめ細かいサービスを賞賛しつつも... -
人生も経済情勢も整理できる経済エッセイ:「超」整理日誌(1) 野口悠紀雄、新潮文庫
野口悠紀雄教授の「超」整理日誌は週刊ダイヤモンドに連載中の2ページのコラムです。高校時代の赤点脱出の励みにもなった「超」勉強法 を読んで以来、野口先生の本を愛読してきました。 「超」整理日誌を読み返す効能は、(昭和生まれにとっては)自分の生... -
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美人投票から考える。あなたが素直に自分の意見を言うことの価値とは?
ケインズといえば、有名な経済学者としてよく知られている。しかし、なんだか堅苦しい気もするし、古いと考える人も多いだろうから、実際にケインズが書いた本を読んだことのある人は、たとえ経済学部の人でも少ないだろう。だが、読んでみると、後世の研... -
ドラマ「半沢直樹」原作「銀翼のイカロス」池井戸潤:現役世代を元気にするネタバレなしの名言レビュー
「半沢直樹2」は視聴率20%超えの好調なスタートですね。人気の秘訣はキャスト陣の過剰な演技とドラマティックな展開ということで期待に違わぬ出来栄えです。監修の甘さは金融機関に務める人間からすると苦笑いせざるを得ませんが、もはや歌舞伎ともいえる... -
ドラマ「半沢直樹」原作「ロスジェネの逆襲」池井戸潤:現役世代を元気にするネタバレなしの名言レビュー
「半沢直樹」のドラマ2作目が本日スタートします。最終回視聴率42.2%を叩き出したドラマ1作目は、「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」のドラマ化でした。今回のドラマ2作目は「ロスジェネの逆襲」「銀翼のイカロス」が原作に当たります。ド... -
伝説の起業家の正鵠を射た箴言に耳を傾けよう:「スティーブ・ジョブズ名語録」桑原晃弥、PHP文庫
言わずと知れたアップル創業者スティーブ・ジョブズの語録です。ジョブズのエピソードなどは他にも様々な本が出ていますが、語録と解説のかたちでコンパクトな1冊です。ここでは、ジョブズの名言をいくつか紹介しよう。 まず、「コンピュータに進んだのは...
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