【習慣編】あなたの人生を変える習慣術の奥義5選!:「ペンタゴン式 目標達成の技術 一生へこたれない自分をつくる」カイゾン・コーテ、幻冬舎

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瞑想編呼吸編を紹介したので、「ペンタゴン式 目標達成の技術 一生へこたれない自分をつくる」から、あなたに役立つ習慣術を5つ、厳選して紹介します。著者のカイゾン・コーテ氏は、ペンタゴン(米国防総省)で行われているトレーニングの数々をもとに成功するために有益なノウハウを一般向けにアレンジした独自のメソッド 「The Training」を開発しました。本書にも様々なテクニックされています。

目次

誘惑に負けない方法―「まず3秒」待ってみる

分かっていながら、やめられない。あなたにはそんな言い訳をして断つことのできない悪習慣はないですか。そんな時、3秒だけ待ってみましょう。この「意識的な3秒」のテクニックは、いたって単純です。悪習慣に向かって自分が行動しそうなときに、3秒間それが正しいことかどうかを考え、思い留まる習慣をつけるというもの。たったそれだけです。3秒という時間は、一見短いかもしれません。しかし、何か悪い習慣を思い留まったり、よい習慣へ向かうための行動を選択するためには、十分な時間でもあります。この小さな習慣が味方につくだけでも、衝動のままに悪習慣に流れる確率を低減できます。

「自己認知」で現実と周りを適切に理解する

自己を客観視できないと、「客観的になれない→現実を観察できない→最良の選択ができない→成功できない」という構図にはまってしまうことになります。 そうならないために、ペンタゴンでも「認知」の訓練を行っています。「自己」とは広く捉えると内から外へ向かって3重構造になっています。まとめると、
・「自己認知」:自分の内面や、資質を知ること
・「状況把握」:「自己と関わる周囲の状況を正しく認識する」こと。他人との関わりの中での自分の立ち居振る舞いや、自分の立ち位置が適切であるかなどを認知すること。それができて初めて、人は 望ましい方向に予測を立てて行動することが可能 となります。自分の行動や言動が、周囲に与える影響を知ることにも思いを巡らす必要があります。
・「外的要因」:世界情勢や自分を取り巻く環境など広い要素。人は皆、環境や社会との関わりの中で生きている以上、認識しておくことが重要です。

フィードバックはまずはただの情報として受け止める

他人からの言葉に対して、思わずいらっと来てしまうことはありませんか?実は、フィードバックをパーソナルな「攻撃」として捉えてしまいたくなるようなときこそ、今まで気づかなかった「自分自身」に出会うチャンスなのです。マイナスに捉えて、みすみす成長する機会を無駄にするのはもったいないです。なので、こう考えましょう。私たちにとって、フィードバックから見えてくる「自分自身」は、自分を高めるための「有益な情報」であり、それ以上でもそれ以下でもありません。ペンタゴンでは、たとえ自分の意に反していたり 感情的な葛藤を呼び起こすようなものであったとしても、それを個人的な攻撃として受け取らない ように徹底指導されます。どんな人から投げかけられた言葉も、まずはただ情報として受け止めるように心がけましょう。これが正しい認知への第一歩なのです。

「習慣のモニタリング」で自己観察する

「習慣のモニタリング」とは、自分が習慣としていること、日常のルーティンを客観的にデータ化するというものです。ジャーナル、つまり「日誌」の活用です。日誌をつけることは、一人で行うことができる最もシンプルで優れた客観的情報収集法です。

まず、その日に行うべきことを列挙します。優先順位も書き記しておきましょう。やるべきことがその日のうちに終わったかどうか、優先順位通りに進めることができたか、終わらなかった場合はなぜ終わらなかったかなど、最後に分析しメモをします。そこで得た気づきをメモしておきます一つ一つの行動の中で、改めねばならないようなことや、改善の余地があることをも記録するようにします。立てた計画が、予定通りに実行できたかも分析し、記録します。

また、やるべきことを整理するには、「やるべきことを把握する」ことがまず大切です。更に根本的な部分に立ち入るならば、「言い訳」「制限」のあぶり出し も有効な手段です。自分の人生において以下の言葉に当てはまると思うことがらを、列挙します。具体的には、「やるべきだ」 「やるべきではない」 「やりたい」 「やってはいけない」 「やっても無駄」と思うことを書き出します。 次に、その信念、思考が生まれたのは、どんなきっかけからだったかを整理して書き加えます。そのときに自分が抱いた感情や、そしてなぜそう感じたのかを記します。このようにして、自己の内面を深く分析・処理したうえで、

外面、対人関係の観点では、人間には当然、多様な側面がありますから、付き合う人や関わる人によって、「自分」という人間の役割も変わってきます。 ──自分がどの役割のときに、どんな顔を見せているのか ──自分は誰といるときに、どんな態度をとりがちなのか ──人によって自分の印象が変わるなら、それはなぜか ──一緒にいる人によって、自分の態度が変わるなら、それはなぜかまで分析しましょう。

「7DAYSルール」で「心の在り方」を変える

「7DAYSルール」は、自らが作った限界を超えるための「心の在り方」を変える方法です。プラスの習慣設定のために、目標に向けてやるべきことをまずは二つ選びます。この際のポイントは、今まで行ったことがあるものではなく、新たな挑戦や克服すべきことを意識して選ぶこと。たとえば、普段「やるべきだ」と分かっていながら、やっていなかったことや、なかなか腰が重く、取り組んでこられなかったことを選ぶのがポイントになります。
マイナスの習慣排除にも「7DAYSルール」は利用できます。目標達成を妨げる要因で、自覚がありながらもなかなかやめられない悪習慣をまず二つ選びます。新しい習慣をインストールするためには、手放すべきことを手放すことも重要です。しかし、何かを始めるよりも、むしろ何かを「やめる」ことのほうが難しいので、こちあらはハードルが低く無理のないものから選ぶとよいでしょう。
このように、プラス・マイナスの習慣から二つずつ選んで、この計四つを実践していきます。7日のサイクルをワンクールとし、自分自身を管理していく。7日経ったら、この実践が上手くいったか否かの見直しを行う。必要に応じて新しいルールを加えたり、上手くいかなかったものについては、「なぜ上手くいかなかったか」を分析するようにします。

「7DAYSルール」は1年に52回繰り返すことが出来ます。プラスの習慣を身に着け、マイナスの習慣を排除しつつ、自律心を養う訓練になります。

「まず3秒」待ってみる、「自己認知」、フィードバックの活用、「習慣のモニタリング」、「7DAYSルール」の5つの習慣術を紹介してきました。この5つのうち、まずできることから取り組無駄毛でも、人生好転のきっかけになるでしょう。

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この記事を書いた人

・現役世代を元気にしたいとの思いで新ブログを立ち上げ!
・本は2000冊以上読破、エッセンスを還元いたします
・金融機関で営業・調査部隊双方を経験。
・バックグラウンドは歴史とMBA

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