2020年5月– date –
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仕事術・キャリア・人間関係
全ビジネスパーソン再起動!モチベーション制御と成長のためのアイデア満載:「藤田晋の仕事学-自己成長を促す77の新セオリー」藤田晋、日経BP
サイバーエージェント藤田晋社長がビジネスパーソンに贈る実践的な「仕事学」の本。藤田晋社長はIT企業の経営者ではありますが、営業の経験などにも裏打ちされた骨太なアドバイスが光る一冊です。本書で述懐するとおり、「ビジネスは、複雑な要素が重なり... -
その他
多民族帝国の統治システムのコンパクトな入門書:『オスマン帝国 イスラム世界の「柔らかい専制」』鈴木 董、講談社現代新書
オスマン帝国は歴史上屈指の大帝国であり、実に多様な地域、民族、宗教、言語を内包する文化圏でした。下の画像を見ると。ローマ帝国に比肩する領土と持続性を持った帝国であることがおわかりいただけるでしょう。(中核部分と最大領土を考えると、昨日紹介... -
その他
ローマ帝国の滅亡は1453年?ビザンツの魅力とハンディな概説書!:「生き残った帝国ビザンティン」井上浩一、講談社学術文庫
5/29といえば、ローマ帝国(ビザンティン帝国、ビザンツ帝国、東ローマ帝国)の滅亡の日です。395年(割くことになるローマ帝国)に分裂して、476年(死なん驚き)西ローマ帝国滅亡って習ったよとご記憶の方も多いでしょう。では東の方は?実を言うと、東... -
読書・思考・表現
SNSを使う人やブロガーも必見!:「校閲記者の目 あらゆるミスを見逃さないプロの技術」 毎日新聞校閲グループ
打ち間違い・タイプミス、誰にでもありますよね?「校閲記者の目 あらゆるミスを見逃さないプロの技術」は、極めて実践的な良著です。「人は誰でも間違える」を大前提に、ミスが出たときの受け止め方、対処の仕方といった仕事への取り組み姿勢をはじめ、極... -
読書・思考・表現
あなたのロジカルな説得力を上げる5ステップ!:『「数字で考える」が簡単にできるようになる本』 柏原 崇宏、総合法令出版
ふわっとした印象論で物事を語る人たち、意外と多いですよね?数字で考える習慣をつけると、大多数の人とはひと味違った意見や分析を生み出すことができます。では、具体的に「数字で考える」にはどうしたら良いでしょうか?『「数字で考える」が簡単にで... -
人間関係・営業(社内外)
現役世代に元気を贈る究極の1冊!:「介護士からプロ棋士へ 大器じゃないけど、晩成しました 」 今泉健司
当ブログ「読書で現役世代を元気にするブログ!」にふさわしい1冊を紹介します!今泉健司四段の「介護士からプロ棋士へ 大器じゃないけど、晩成しました」は元気が出る1冊です。今泉四段といえば、NHK杯で藤井聡太七段を得意の中飛車でKOしたのは記憶に新... -
将棋
元気なうちに読んでおきたい貴重なうつ病当事者手記:「うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間」先崎学
うつ病回復期末期の患者が、リハビリも兼ねて書いた希少な当事者手記。元気なうちに読んでいたほうが良い1冊です。なにせ、誰でもうつ病に陥る可能性はありうるのですから。凄まじい熾烈な戦いを繰り広げて棋士生活30年、勝ち星を積み上げ九段にまで至った... -
その他
武士たちへのシンパシーと働き方の今昔:「江戸のサラリーマンのしたたかな生き方に学べ」鈴木亨、KAWADE夢新書
戦国の世が過ぎ、いつしか武士は、今でいうサラリーマン、あるいは公務員のような存在になっていきました。リストラ、左遷人事、賄賂、社内恋愛…など、現代のサラリーマンと重ね合わせながら、“宮仕え”の面白くも哀しい内幕について知識を深めつつ、現代の... -
心身の健康
ストレスの荒波を乗り切るためのシンプルな具体的方法7選:「心が折れそうなとき1分間だけ読む本 」松本幸夫(成美文庫)
仕事、家庭、ネット空間…あらゆる場所と時間にストレスにさらされている時代。死の瀬戸際に行く前に現代人は習慣の力も利用して人生を良い方向に向け、自衛する必要があります。「読書で現役世代を元気にするブログ!」を運営する身としては悲報を看過でき... -
その他
日本の本質的な病理からあなたも抜け出そう!「知の衰退からいかに脱出するか」大前研一、光文社
440ページ書き下ろしの大部。読み応えもさることながら、広い視野と細やかな事例にもとづいた筆者の論考は、一読の価値ありです。「知の衰退」すなわち、日本人が考える力を失いつつあることが、この国の病理であると著者は述べています。2009年に書かれた... -
その他
足りないのは希望ではなく、変えなければ未来がないという絶望!?:「希望を捨てる勇気―停滞と成長の経済学」池田信夫、ダイヤモンド社
日本経済の現状、将来を冷徹に見据える一冊。「今の日本に足りないのは希望ではなく、変えなければ未来がないという絶望ではないか」という逆説的な意見提示は、潔く大胆で、ある意味清々しいです。2009年に書かれた本ではありますが、本書が指摘する問題... -
読書・思考・表現
一味違った自分の考えを作るための!:『5日間で「自分の考え」をつくる本』齋藤孝
現代はテクノロジーの発達で自由に発信できる時代になりました。つまり、「何かを見聞きしたら、何かを言える」ことがとても大切になりました。『5日間で「自分の考え」をつくる本』(齋藤孝、PHP研究所)は即物的なタイトルですが、即効性のある良書です... -
その他
恋愛と結婚の違い・勝ち組負け組論・大学に行く意義とは?:「街場の現代思想」内田樹、文春文庫
文化資本に勝ち組負け組、敬語、お金、給与、結婚離婚に、大学や想像力…雑多で世俗的なテーマに、独特の視点から語りかけてくれるエッセイ集。私たちが普段の会話で問題にしている事柄について、常識とはまた違った意見が聞ける点が面白いです。既存の考え... -
読書・思考・表現
「鬼滅の刃」最終回にちょっぴり足りなかったものとは?(ネタバレ無し):「小説を書くための基礎的メソッド 初級編」奈良 裕明、雷鳥社
中村真一郎氏によると、良い文章を褒めるには長い短いやジャンルに関係なく、言葉が2つだけあれば十分だと言います。すなわち、身につまされる、我を忘れる、の2つです。 「身につまされる」というのは、「ここに書かれているのは自分ではない他人の話だ。... -
人間関係・営業(社内外)
コロナ禍の今、変わるために読む本!「 小さくても強い会社の 変化をチャンスにするマネジメント 」小宮一慶(PHPビジネス新書)
「 小さくても強い会社の 変化をチャンスにするマネジメント 」は、コロナ禍の今こそ読むべき本です。経済の急速な停止と回復の道筋が見通しがたいなか、世の中の様々な変化が加速しています。本書は、企業が変われない理由や、変化に対応するための論点や...