【レビュー】『40代から手に入れる「最高の生き方」』いれぶん 

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どうも、バシャローです。

あなたはこんなお悩みをお持ちではありませんか?
・お金の余裕がない…
・時間の余裕がない…
・心の余裕がない…

世の中、とにかくしんどいっすよね…
あなたとわたしたち現役世代は、
停滞する経済環境、
上がらない給料、
上がり続ける社会保険料と税金、
インフレで上がる食費・電気代…
政治は老人にしか聞く力を発揮しない…
少子高齢化社会の重荷を背負わされています。

だからこそ、
「お金・時間・心」に余裕が必要です。
余裕が生まれると、元気が出ます。

意図的な習慣づくりや考え方の工夫で
「自分から余裕を作り出し元気になる」
これができる人・出来ない人で、
天国と地獄に分かれます。

そこで今日は、
これ1冊で心が軽やかになる本をご紹介します。
著者のいれぶんさんは、
「余裕」を生み出すアイデアを発信する40代。
小手先のノウハウではなく、
本質的な考え方をあくまで柔らかくわかりやすく
紹介する点にこだわってて、気に入っています。
私もいれぶんさんの考え方を知って実践し、
最近になり年収が1000万円を突破しました。

目次

あなたが今不幸だからこそ、幸福になれる理由

あなたがもし、
お金・時間・心の余裕をなくし、
不幸を感じているとしたら、
それこそまさに、幸福になれる理由と資格です。

いれぶん氏も、ブラック企業での心をすり減らす労働、700万の借金などを経て、次のように励まします。
「深い闇を経験したとしても、長い人生で必ず役に立つ時がやって来ます。苦労は早めにしておいた方がいいのです。苦労の分だけ強くなれます。強くなってからの人生が長い方が、たくさんの楽しみ、幸せを感じる事ができるようになります」

これを読んで私は、大好きな小説、
デュマの「モンテ・クリスト伯」
の一節を思い出しました。

マクシミリヤンさん、わたしはあなたに、わたしのあなたへの行動の真諦をお知らせしましょう。それは、この世には、幸福もあり不幸もあり、ただ在るものは、一つの状態と他の状態との比較に過ぎないということなのです。きわめて大きな不幸を経験したもののみ、きわめて大きな幸福を感じることができるのです。マクシミリヤンさん、生きることのいかに楽しいかを知るためには、1度、死を思ってみることが大切です。では、なつかしいお二方、どうか幸福にお暮らしください。そして、主が、人間に将来のことまでわかるようにさせてくださるであろうその日まで、人間の叡智はすべて次の言葉に尽きることをお忘れにならずに。

待て、しかして希望せよ!
                      

あなたの友なる、                
エドモン・ダンテス                   
モンテ・クリスト伯爵

「モンテ・クリスト伯」第7巻より

あなたがもし、しんどい思いをしているのなら、いわば、「苦労の前払い」をしているのです。
報われるときがきっと来ます。

ストレスを緩和し、余裕を生み出す思考のショートカット術

とはいえ、40代になったからこそわかることを
先取りできれば、
人生もショートカットできます。

人間の意志力・集中力に限りがある以上、
指針、言い換えると、
思考のショートカット術を
自分の中に持つことで
無駄に考える時間・悩む時間を減らせます。
そうすると、ストレスを抱えずにすみ、
余裕が生まれます。
具体的な思考のショートカット術を
みていきましょう。

「思考は 15秒まで」

「考える時間は15秒」と割り切る。
その理由は、どのみち答え合わせは
後からしかできないから。

いったん考えて、
「とりあえず」でも結論を出しておく
のが大切なのです。  
それだけでも気持ちの整理整頓になります。
「いったん『答』にしてしまう」そして「格納してしまう」と表現します。

「迷ったら進む」

「迷ったら進む。最初からそう決めてしまう」。なぜ、前に進んだ方が良いのか? 
挑戦回数が増えそれに伴い経験値が増えるから。

シンプルな考え方ですが、
ウジウジ悩む時間こそ無駄な時間。
やりたいことは今やっておく、
着手の速さこそ鍵です。

なりたい自分、行きたい場所、
目的地、ゴールを考えたうえで、
アクションを積み重ねる。
シンプルすぎてそんなもんかよと思いがち。
けど、実際これ以上重要な本質はないでしょう。
成功者と失敗者を分けるのは、
アクションサイクルの試行回数
だけなのかもしれないですね。

「受け止め方のパターン化」

「AしたらB」のスタイルで、
もやもやした時間や悩む労力をなくす。
「性格は習慣で上書きできる」といれぶんさんは述べますが、とても実践的な習慣です。


たとえば…

  • 怒られた→「何かを教えてくれようとしている」
  • ストレスを感じたら→「成長するチャンス」
  • 悩みが続く時→「転機が近い」
  • もやもやして出口が見つからない→さっさと寝る
  • どうにもならない→「命までは取られない。今までも何とかなってきた」と開き直る

ちょっと割り切り過ぎかな?とも思えます。
ですが、このくらい思考をショートカットしないと、忙しい現代人は前向きな思考やアクションに費やす時間が取れないのです。「割り切り」をすると軽やかな人生が送れます。

余裕づくりはまず時間づくりから→答えは朝活

シンプルなコツは、
余裕をコツコツ積み重ねていく習慣づくり。
継続することでしか余裕は作れない。
できることを前倒しでやっておく。
そのための時間づくりの方法は、
いれぶんさんの場合、4時半起き朝活3時間です。
(私は週に3回程度5時台に起きられたらOKと、
 ハードルを下げて運用しています)

人生を好転したいなら、まずやるべきは
ノーコストでできる朝活でしょう。
「朝活で手に入るのは、
まず、何よりポジティブな思考です。
朝活の3時間は基本的に、
自分のために自分がやりたいことをしています。
1日の始まりに必ず楽しいことがあるのです。
これって最高じゃないですか?」
といれぶんさんは語ります。

誰にも邪魔されない朝に
取り組みたいことをやれば、
最も生産性が高く確実にできます。
一日に対して「先制攻撃」をかけるのです。
すでに何か成し遂げた感覚こそ、
心の余裕だと私は考えています。
朝活でまずは時間の余裕を作り、
次に心の余裕を作り、
結果としてお金の余裕がついてくる。
この好循環をどこまで回せるかが
仕事(本業・副業)と家庭生活・趣味の鍵です。

自分から余裕を作り元気になろう!

このレビュー記事で紹介したのはほんの一部。
「自分から余裕を作り出し元気にならないと」
メンタルも身体もすり減らすばかりです。
意図的な習慣づくりや考え方の工夫で、
「お金・時間・心」に余裕を生み出す1冊。
ぜひ、あなたもお手に取ってみてくださいね!



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この記事を書いた人

・現役世代を元気にしたいとの思いで新ブログを立ち上げ!
・本は2000冊以上読破、エッセンスを還元いたします
・金融機関で営業・調査部隊双方を経験。
・バックグラウンドは歴史とMBA

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