仕事術・キャリア– category –
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ビジネスと人生でも向き合う「敵」と「死」についての対処法:プルタルコス「モラリア2」京都大学学術出版会
「モラリア」2巻目は、「いかに敵から利益を得るか」「多くの友をもつことについて」「運について」「徳と悪徳」「アポロニオスへの慰めの手紙」「健康のしるべ」「結婚訓」「七賢人の饗宴」「迷信について」の9編を収録。 「いかに敵から利益を得るか」... -
古代の元祖エッセイストの人生訓に学ぶ:「モラリア 1」プルタルコス、京都大学学術出版会
約1900年前の元祖エッセイスト、プルタルコス(46年から48年頃 - 127年頃) は、モンテーニュの「エセー」にも大きな影響を与えた人でもあり、プラトンや、クセノフォンと同様、多数の作品が時を越えて現存しています。その事実一つだけでも、著作の価値は... -
一流の勝負師に文庫で学ぶ人生論と勝負術:「人間における勝負の研究」米長邦雄、祥伝社文庫
藤井聡太七段が棋聖位に初のタイトル挑戦をしている今日この頃、将棋棋士の人生論を取り上げてみよう。昨日の「不運のすすめ」に続き、「人間における勝負の研究」はタイトルどおり人生という勝負を論じた本です。著者の米長邦雄永世棋聖は、中原誠十六世... -
世の中は勝ちばかりじゃない、負けた後にどうするかだ:「不運のすすめ」米長邦雄、角川oneテーマ21
将棋棋士の著作が多い角川oneテーマ21から、故・米長邦雄永世棋聖・将棋連盟会長の著作を紹介します。「人間における勝負の研究」をはじめ、祥伝社文庫の著作が有名ですが絶版なので、本書のほうが書店で入手しやすいでしょう。 内容は、おなじみの米長邦... -
『面接の10分前、1日前、1週間前にやるべきこと – 会場に行く電車の中でも「挽回」できる!』海老原嗣生 、プレジデント社
2010年(2008年→リーマンショック)頃の景気が振るわない頃の本だが、今なお示唆に富む内容が盛り込まれているので紹介します。「面接の10分前、1日前、1週間前にやるべきこと 」海老原嗣生「テーマ→設問(選択肢)→回答・解説」のスタイルで、非常に読み... -
『いつも「時間がない」あなたに:欠乏の行動経済学』ムッライナタン、シャフィール、早川書房
いつも「時間がない」、そんな感覚に襲われませんか?その理由は、「欠乏(スケアシティ)」にあります。経済学では、「希少性」という客観的な表現が使われるのが一般的ですが、『いつも「時間がない」あなたに:欠乏の行動経済学』では「欠乏感」、つまり... -
時間捻出は”チリツモ”から!「コンサルタントが入社1年目に学ぶエクセルの教科書」高山 俊 、学研プラス
エクセルの細々とした作業、ほんの少しでも早くできたら良いですよね?塵も積もれば山となります。たとえば、1日3分の節約で200営業日なら、600分=10時間の節約になるわけです。「コンサルタントが入社1年目に学ぶエクセルの教科書」はあなたの時間を捻出... -
全ビジネスパーソン再起動!モチベーション制御と成長のためのアイデア満載:「藤田晋の仕事学-自己成長を促す77の新セオリー」藤田晋、日経BP
サイバーエージェント藤田晋社長がビジネスパーソンに贈る実践的な「仕事学」の本。藤田晋社長はIT企業の経営者ではありますが、営業の経験などにも裏打ちされた骨太なアドバイスが光る一冊です。本書で述懐するとおり、「ビジネスは、複雑な要素が重なり... -
現役世代に元気を贈る究極の1冊!:「介護士からプロ棋士へ 大器じゃないけど、晩成しました 」 今泉健司
当ブログ「読書で現役世代を元気にするブログ!」にふさわしい1冊を紹介します!今泉健司四段の「介護士からプロ棋士へ 大器じゃないけど、晩成しました」は元気が出る1冊です。今泉四段といえば、NHK杯で藤井聡太七段を得意の中飛車でKOしたのは記憶に新... -
20歳の時に読んでおきたかった…!けど、今からでもまだ間に合います!:「20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義」ティナ・シーリグ、阪急コミュニケーションズ
「微差は大差なり」という言葉があります。長期的にはどのように生きるか、短期的には物事をどのように考えるか、意識する/しないとでは、人生のクオリティに大きな差が付きます。「20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義」(テ...
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